たっぷりの積雪と好天という事で、千町原入口の駐車スペースは10台近い車。
手軽に樹氷と深雪が楽しめるのでとても人気がある。
入山者が多いのでキレ~イにトレースが付いており、頂上までラクチンだった。
千町原の臥龍山入口付近で約1m弱くらい。
谷の入口あたりで、子供モンスターがお出迎え!
北西方向から横殴りの雪が吹き付けている。
キラキラと輝き、“スノーシャンデリア”とでも云おうか…。
表現し難いものがある。
純白の世界に酔いしれながら登る。
1000m付近。
臥龍山頂上で昼食後、南側のピークへ進む。
誰も歩いていない。 なんと勿体無い!
こんなところに来たら、自分でトレースを付ける快感を味あわないとね~。
素晴しいモンスター発見!
“雪に人型はんこを押す” の図。
南側のピークから、概ね下図のコースをワアワア言いながら菅原林道経由で下った。
わかん&スノーシュー大活躍の楽しい雪山でした。
←林道の積雪は1m以上。
モノクロの里風景も、ナカナカいい感じでした。
冬の祖母山は、積雪量こそあまり無いものの、慣れ親しんだいつものコースが凍てつき、そして澱みなくスカア~ッとした空が楽しめれば、九州人にとっちゃあ最高バイ!とばかりに行ってきた。
そして、なんと言う事でしょう!! 山は望みどおりの展開となり、参加者全員、日頃の行いに感謝したのであった。
橋を渡り、宮原へ向かう。
気温は低く、急登を息を切らせながら登っていても、立ち止まると結構寒い。
宮原、主稜線約1400m地点に出ると、北風がメッチャ冷たい。
カメラを構えている間に手がかじかんでしまう。
9合目小屋に向かう道にトレースは無く、クマザサに降り積もった雪が頭にバッサバッサ降ってくる。
9合目小屋の本日の宿泊は、我々のみ。
石油ストーブを着けてくれたが、それでも-5℃位。
19日、祖母山頂から黒鉄尾根経由で下山する。
天気はいいが、寒気の影響で稜線は冷た~い雲の中。
祖母山頂から下り始めてスグの岩場は凍っている。
右側の潅木帯を巻いて降りる。
やや危ないハシゴ場は、念のためロープで確保。
ようやく川上渓谷に下りてきた。
ほとばしる水流もメチャンコ冷たそうだ。
寒気に包まれ、キビシイ表情の稜線がとても凛々しく見える。
凍てつく世界から、一気に梅の花がほころぶ里へと下りて行く。
早春、最初の花見登山は、いつものこの山から。
福寿草を見るのに一番いいタイミングは、雪の中からポツポツと花がほころぶ頃。
今回は、そのタイミングにバッチリ! 美しく輝く花々に癒されてきた。