≪大峰奥駈の峰々≫ 10月19日~23日

紀伊半島のほぼ真ん中付近を南北に連なる “いにしえの道”

今日なお、修験者の修行の道である「大峰奥駈」の三座を楽しんできた。

 八経ヶ岳 釈迦ヶ岳 稲村ヶ岳。

何れの山も、重畳たる景観や自然美は、山深き修験者の道場に相応しく、多くの登山者を引き付けて止まない。

初日は、八経ヶ岳。

行者還トンネルからの一番ポピュラーなコースを往復する。

 

緑の中にちらほらと紅葉がきれいな谷間から、標高を稼ぎ尾根に変わると、紅葉も一段と美しさを増してくる。

 

 

 

弥山頂上。

いわゆる「須弥山」という‥‥詳しくは、こちら

 

 

 

弥山より八経ヶ岳へ向かう。片道20分ほど。

頂上一帯は、オオヤマレンゲの自然林を、鹿の食害から守るネットが張られている。

 

 

 

八経ヶ岳。

大峰の山々に相応しく、霧が厳かに山を包んでいる。

 

 

 

弥山小屋周辺は、ご覧のとうり 苔、苔、苔。

いかに湿潤であるかというのがうかがえる。

 

 

帰り道の紅葉もきれいだったなぁ。

二日目は、釈迦が岳。

登山口の峠まで全線舗装されていて、登山者も結構多い。

登山道も歩きやすく、誰かが手入れをしているのではなかろうかと思えるほど、端正できれいな森が頂上まで続く。

頂上一帯は、五葉つつじ(シロヤシオ)の群生地だ。花の季節は感動的な景観だろうと思われる。

3日目は、母公堂より稲村ヶ岳を往復する。

暫くは、鬱蒼とした杉林だが法力峠辺りから自然林に。

頂上からは、一昨日登った八経ヶ岳や女人禁制の山上ヶ岳が両隣に望まれる。

≪岩渕山~感応山≫ 10月7日

「スリリングな岩場を攀じ登る」という情報に魅かれ行ってみた。

中腹辺りまでは単調な樹林帯だが、それ以降はなかなか面白い岩場が連続する。

ロープを固定して、皆さんにはフリクションヒッチで登ってもらった。

結構いい練習になった!

 

 

 

      湯の山温泉の昔の湯治場の跡に下山。

≪石鎚山 と 皿ヶ嶺≫ 10月29日~30日

土小屋から石鎚へ向かう。

 

途中、面河渓方面を俯瞰する。

紅葉は、中腹辺りが見ごろのようだ。

 

 

頂上を後に、面河渓への道を下る。

愛大小屋から面河山辺りが一番素晴らしかったようだ。

 

 

30日。

春~夏は花の宝庫として、知る人ぞ知る皿ヶ嶺へ。

 

松山市街地と久万高原を隔てるように山並みが連なる。

原生林度は結構濃い、いい山だ。

 

 

 

皿ヶ嶺の台上にある、登山者の憩いの広場「竜神平」。

四季折々に寛げる、外界と隔絶された不思議な空間。

 

 

 

 

竜神平から皿ヶ嶺頂上へ向かう登山道の様子。

 

 

 

ゆっくり周回コースを巡り、約5時間くらいの好ルート。

下山ルートにも巨樹の森が展開する。

 

新緑のころは、ヤマブキソウの群生が素晴らしい。

初夏には、ブルーポピー(青いケシ)も見られる。

≪十方山≫ 10月31日

 

 

広島県 吉和の 十方山の紅葉を楽しんだ。

 

瀬戸の滝コース登山口より往復する。

 

頂上付近は笹原で、360度の展望が素晴らしく、

初夏にはササユリを楽しむ登山者で賑わう。

 

 

 

下山途中に、瀬戸の滝へ立ち寄る。

 

二段になったなかなか趣のある滝である。

登山口より近いので、ハイカーやカメラマンが多い。


概要 | プライバシーポリシー | サイトマップ
(c)2008-2012 Seiji All Right Reserved.