広島~島根県境付近の山々は、概ねハズレが無い。
どの山も、ソレゾレ個性的で我々を楽しませてくれる。
今回は、庄原市の北部に位置する上記2山を歩いてきた。
新緑の森に包まれ、体が浄化されてゆくような、そんな森歩きだった。
福田頭は、比婆山の南に位置する、峠をはさんだ峰繋がりの山だ。
当然ブナを主役とする美しい自然林で心癒される。
幾つかの滝を見ながら、清々しい空気の中をゆっくりと登ってゆく4時間半ほどの、ノンビリコース。
登山口と下山口が違う為、今回も折り畳み自転車が活躍!
車を下山口にデポし、自転車で出発地点へ戻る事約7~8分。
頂上からは、間近に比婆山連峰が見渡せる。
22日、大万木山へ。
生憎の空模様の中出発するも、期せずして我々の足を止めるような光景が展開する。
熊が、ガサガサっと出てきそうな…
そして霧が音も無く吹き渡ってゆく 「森閑」 の中を歩きながら、何故かつい耳を澄ましてみたりする。
大万木山頂上に着く頃には、天候も回復してきた。
頂上からの展望は得られないので、すぐ近くの“タコぶな”まで行って見る。
頂上から少し下った所に、スッゴイ!サンカヨウの一大群生地が広がる。
しっとりとした森をノンビリと下った。