≪聖山~高岳≫  11月3日

 

 広島県の芸北地区、八幡高原周辺にはとってもいい山々が点在し、四季を通じ楽しめるお気に入りの場所だ。

 今回は、その懐に聖湖を擁し、紅葉の季節は北米の森に居るかのような、そんな静かな森歩きが楽しめる、聖山~高岳へ。

 

 

 周回コースで約4時間ほど。

高岳頂上で展望が開ける他は、概ね美しい森歩きとなる。

 

 

 

 こんな感じの道をサクサクと行く。

 

 落ち葉の絨毯が、足のマッサージをしてくれてるようだ。

 

 

 

 

 

 

 柔らかな陽射しに、森も優しい感じに照り映える。

 

 

 

 

 高岳山頂から聖湖を望む。

 

 

 

 

 終始こんな森歩きが出来て、とても贅沢な時間を過ごせた。

 

 次回は、聖湖畔でゆっくりキャンプして、もっと贅沢な時間を享受しようと思う。

 

 

 

 

 この湖畔で、

   焚き火とウィスキーがあれば…。

 

 

 

≪ 三国山~国見山≫  11月14日

 

 

 福岡・熊本・大分県境に位置する。

縦走路は、時折展望が開け、新緑・石楠花の頃もなかなかいい。

鯛生金山側からアプローチし、宿ヶ峰尾峠登山口から往復するのんびりコース。

 

 

 

≪屋久島 本富岳・愛子岳・太忠岳≫ 11月23日~27日

本富岳頂上
本富岳頂上

 この時期、屋久島では“首折れサバ”が揚がる。

鮮度を保つ為、捕れるとスグに首を折って〆るのである。

 屋久島上陸初日は、プチ観光とスーパーで首折れサバの刺身を買って、きれいな海を見ながら昼飯。

 

 翌、24日、本富岳へ。 天候は、小雨。

本富岳の醍醐味は、なんと言ってもそのピークからの大海原の大展望だ。

が、しかし生憎の天気で意気消沈気味にスタート。

 

 

 本富岳頂上に着くと、辿ってきた尾根が一幅の水墨画の様になり、やがてガスが取れ次第に晴れてきた。

我々を歓迎しているかのように、絶景を披露してくれた。

 26日、愛子岳へ。

この山は、原生林という雰囲気にはやや欠ける物の、モッチョム同様、大海原の展望から屋久島中心部の山岳の展望が素晴しい。また、顕著なピークの姿形にも惹かれる。

 愛子岳のピークが望める辺りまで単調な登りが続く。

時折、海が望めたり、自生の白い山茶花などを楽しみつつ…。

 

 

 

 

 

 こんな感じの道を進み、

 

 

 

 

 その名前に似つかわしくない、男性的な岩のピークが目前に開ける。

 

 

 

 

 頂上直下は、急な岩場の登りが続く。

 

 

 

 

 太忠岳の尖頭から黒味岳~宮之浦岳の稜線が見渡せる。

 

 

 27日、最終日は、太忠岳を登り12:30のフェリーで帰る予定の為、夜明け前より行動を開始する。

 

 ヤクスギランドの森が、神々しい朝日に燃える。

 

 

 

 

 朝日が、老木を芸術的な色に染め、深~い森が目覚める。

 

 

 

 

 森の樹高が低くなり、やがて太忠岳の岩塔が姿を現す。

 

 

 天を突く巨大なオブジェ。

いったい、ドーしたらコーなるんかなー、と、ツクヅク見入ってしまう。

 

 太忠岳は、そのピークは勿論、その懐のヤクスギランドを含め、とても見応えのある森が魅力だ。

我々の下山中、老若男女ゾクゾクと登ってくる。

お手軽に「屋久島」の味を堪能できる、好ルートだ。

 

 

下りも、森をジックリ味わいながら歩いた。

 

 

“大いなる物”からは、表現し難い興奮や感動をいただける。

この覚醒作用を求めて、何回行ったかな?

  

今回も、とても充実した屋久島だった。

 

 

 


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